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NEWS

01JUN.2024

【コラム】今昔 ヘンプ(麻)のイメージ

コラム

当コラムは、6月に公式オンラインストアでご購入頂いた方への同梱物より抜粋したものです。

わたしたちのCBD/ヘンププロテイン製品の原材料が「ヘンプ=麻」と聞くと、今でも驚かれる方が一定数いらっしゃいます。戦後、GHQの指示により麻の栽培が禁じられ、さらに徹底した教育によって、社会には「麻」に対するネガティブなイメージが定着しました。しかし、歴史を振り返ると、「麻」に対するイメージは非常にポジティブだったことに気付かされます。

赤ちゃんの産着の「麻の葉模様」

例えば、赤ちゃんの産着に用いられる「麻の葉模様」は、少なくとも江戸時代前期から定番の柄として採用されていました。これは、麻が100日で3メートルまで成長することから、赤ちゃんが丈夫で早く育つよう願いを込めた縁起の良いデザインとされています。

ことわざ「麻の中の蓬(よもぎ)」

また、「麻の中の蓬(よもぎ)」ということわざもあります。蓬のように曲がりやすい植物でも、真っ直ぐ伸びる麻の中で育つと、曲がらずに育つとされ、周囲に良い人がいれば自然と善人になるという意味が込められています。

今でも、「麻」の文字が入った名前は多く、これは麻の「真っ直ぐで生命力豊かな」イメージから名付けられることが多いです。

イメージや固定観念を変えるのは容易ではありませんが、わたしたちはヘンプの魅力を伝え、安心安全な優れた商品を提供し続けることで、ヘンプ(麻)のイメージをポジティブなものへと変えていきたいと考えています。