心地いい暮らしを送るスペシャリストたち Vol.35 看護師 富澤雪子さん
心地いい暮らしを送るスペシャリストたち 2026.08.20
今回の『心地いい暮らしを送るスペシャリストたち』は、約30年に渡り看護師として働く富澤雪子さんです。看護師と働く中で身につけた健康習慣や、いつまでも学び続ける姿勢に心地よさを感じました。
みんながいかに気分よく働けるかが大事

-看護師として、具体的にどのような仕事をしていますか?
途中、専業主婦期間が数年間あるのですが、都立病院や特別養護老人ホームなどにも勤めたのち、現在は総合病院の外来勤務をしています。今の病院に勤め始めて14年目です。
-そもそも看護師という職に興味を持ったきっかけはありますか?
父は小さな工場を営んでいたこともあって、母は家業を手伝っていました。いわゆる学歴も資格もなかったのですが、そんな中で私が5歳の時に父が突然死したことで、母が苦労する姿を見てきました。
また、母からも「手に職つけなさい。看護師とかどう?」と言われて、当初は「え?」という感じでした。当時の私が抱いていた看護師のイメージは、手術のサポートだったので、「それは無理だ」と思っていたのですが、高校1年生の保健体育の授業で、北欧の国のドキュメンタリーを観る機会がありました。
内容は、卵子と精子が受精卵になって、赤ちゃんが生まれるまでを追ったドキュメンタリーだったのですが、とても感動したんです。「そういう仕事に携われるのはいいかもしれない」と思い、助産師を目指そうと思いました。
-そこから助産師を目指し始めるわけですね。
はい。助産師になる前に、看護師免許が必要だということがわかったので、「まずは看護師だ」と思っていたのですが、看護学校の勉強が本当に大変で……。泣きながら実習に行っていたくらいでした。
私は愛知県出身なのですが、東京の看護学校に通っていて、母にも泣きながら「辞めたい」と電話したこともあるくらいです。その時に母から、「看護師として働くかどうかはさておき、とりあえず卒業まで頑張らない?」と言われたことで、卒業をして、国家試験にも合格して、結果、看護師として就職をしました。
-そんなに大変だったの、今でも続けていますね。向いていると思いますか?
天職だと思ったことはないです。ただ、勤務時間内でどう動くか、どうやりくりするか、どう周りと連携して動いていけばいいかということは好きで、向いてたのかもしれないと思います。
看護師の仕事は簡潔にいうとチームワークです。そのなかで私が大切にしているのは、一緒に働いている人がいかに気分よく働けるかということです。
-看護師として働く中で、どんなことにやりがいを感じますか?
外来は忙しさの波が大きいです。忙しい時は本当に分単位、秒単位で物事が動いていくので、その時にスタッフが一体となって乗り越えた時は、「私たちよくやったね」と感じています。

-看護師の仕事は、ハードな印象があります。もしかしたら自分のケアは後回しになることも多いのかなと思うのですが、どのようにセルフケアをしていますか?
実は、私は自分のケアを第一に考えています。
-素晴らしいですね。
父の寿命である37歳を超えた時は、なんとなくひと安心したところがありました。そう考えると、いつなにが起こるかはわからないので、働き続けられる自分でいようという思いはすごくあります。
仕事のためでもあるのですが、家庭の役割を考えても、「私に何かあったら回らないぞ」と思っているところがあります。
健康のベースはやっぱり食事
-具体的に、どんなことを意識していますか?
興味があることはセミナーや講座を受けに行くのですが、アーユルヴェーダや添加物、経皮毒など、いろいろ勉強した結果、やっぱり食生活が大事だと感じています。添加物はなるべく摂らないですし、地産地消ではないですけど、可能なかぎり地元のものをいただきます。
身体を冷やさないことも大事にしています。夏でもマイボトルには白湯を入れて持ち歩いていますし、天然素材の布ナプキンも身につけています。今まではオーガニックコットン製を取り入れていたのですが、麻製に変えてより快適になりました。

-身体の中に何を入れるか、何を身につけるかを大切にしている中で、そのひとつにCBDオイルがあるとのことですが、CBDはどのように知りましたか?
2~3年前に知人から教えてもらいました。その方の娘さんがカナダに留学されていて、現地の情報なども伺って、使ってみようと思いました。
もともと不調を感じていなかったので、取り入れたことでこれといって変化があったわけではないですが、毎日続けやすい習慣のひとつになっていると感じています。
-普段は、どんなふうに取り入れていますか?
毎朝、「今日も1日頑張るぞ~!」という気持ちで、『CBDティンクチャー』を舌下に垂らして取り入れています。
『CBDロールオン450<チルミント>』は、仕事柄立っている時間が多いので、足が疲れてきたら足首に塗っています。

-富澤さんは、CBDアイテムのどんなところを信頼していますか?
植物由来なところと、CBDを知ってから麻についても勉強したのですが、植物全体をさまざまな形で活用することができるのは本当に素晴らしいです。しめ縄のワークショップにも参加して、今は自分で教えることもできます。
学び続けることは健康維持にもつながる
-すごいですね。看護師を続けながら、幅広くさまざまなことを学び続けていますが、どんな未来を目指していますか?
究極は、世界平和の一助になることです。脳科学と神経心理学を融合させた脳大成理論を勉強した際、脳には動物脳と言われている扁桃体という部分があります。そこが優位になってしまうと、例えば、急に怒鳴る、急に暴力をふるうような、戦うか、逃げるかになってしまいます。

私は、その脳体制理論を基に、誰でも日常的にできる心穏やかに過ごせる方法をお伝えしているのですが、心穏やかな人が増えれば争いごとはなくなっていくかなと考えています。
-学びのひとつひとつが、世界平和の一助になるということですね。
はい。私は今、58歳で、100歳まで生きるとしても42年あります。そして、子どもや孫の世代のことも考えると、少しでもいい世の中に、本当に住みやすい平和な世の中を残したいと考えています。
-お話を伺いながら、学び続けるというのは健康維持にも重要なのだと思いました。
まさにそうです。脳科学を勉強してるからこそ余計に思うのですが、生涯脳を生かすためには、学び続けることが大事です。
PROFILE
看護師 富澤雪子さん
看護師としての経験から、健康の本質を追求。アーユルヴェーダなどの東洋医学、ファスティング、食品添加物、経皮毒など、あらゆる健康を学び続けている。看護師として働く傍ら、医療機関に行く前にできるセルフケアを提案する活動を行う。著書に『これなら続けられる更年期のセルフケア:~50代・現役看護師が伝える5つの秘訣』(kindle版)がある。
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