エリクシノールCBDを取り扱うクリニック特集 Vol.1 スクエアクリニック 本間龍介先生
クリニック特集 2024.01.05
『エリクシノール』のCBD製品を取り扱っていただいているクリニックを訪ね、医療現場ではどのように活用されているのかをお届けする『エリクシノールCBDを取り扱うクリニック特集』がスタート。第1回目は副腎疲労外来を行う『スクエアクリニック』の本間龍介先生を訪ねました。
本間先生が医師を目指したきっかけを教えてください。
私自身、幼少期からアレルギー、アトピー、喘息がありました。30歳まで鼻呼吸をしたことがなかったくらいひどく、常に疲れているから運動はできない状態。常に疲労感を抱えていると、どうしてもネガティブ思考になってしまいます。その状態を改善したいと思い、アレルギー科の医師か、精神科医になろうと考えて医学部を目指しました。
どのような経緯で副腎疲労外来を行うようになったのですか?
これも私自身の体験からです。約20年前に副腎疲労で倒れました。当初は、さまざまな検査をしても異常なしだったのですが、まったく疲れが取れず寝込んでいたところ、妻が『アドレナルファティーグ(副腎疲労)』というワードを教えてくれました。
アメリカ・アリゾナ州に専門のドクターがいることがわかり、藁をもすがる思いで治療を受けるために渡米。何度か渡米して治療を受ける中で、徐々に回復していき、悩まされていたアレルギー、アトピー、喘息が改善しました。その時にドクターから「日本人はみんなまじめだから、副腎疲労になりやすい。あなたは治ったのだから、今度は治療していきなさい」という言葉をかけていただき、「よし、やろう!」と始めました。
そもそも副腎疲労とはなんですか?
原因不明の疲労感です。既存の医療機関で検査をしても原因がわからず、常に疲労感を抱えている人はけっこういます。
疲労がある時は身体の中で炎症が起きているのですが、その要因はさまざま。ひとつだけということはまずなくて、複合的な要因で起きていることがほとんどです。その原因を探すのが私たちの仕事。
疲れている=ぐったりしているとはかぎらなくて、興奮しているから疲れている場合もあります。そういう時は落ち着かせてあげたいのですが、その場合処方される薬は精神安定剤になってしまうので、私の場合はギャバ、アシュワガンダ、バレリアンなどのハーブとCBDを使います。
CBDを知ったきっかけを教えてください。
CBDを取り入れててんかん治療を行う映像を見たことです。それまでは、てんかんはお薬で落ち着かせることはできるけど、完治するとは思ってもいませんでした。でも、その映像で治っていく姿を見た時、その一例を信じたいと思いました。
でも、一例だけでは科学とは言えません。例えば、100名に行って効果が出たからお薬にしますというのは素晴らしいこと。それが科学ですし、医療現場の当たり前。でも、私はひとりの患者さんのために結果を出したいのです。痛い、苦しい、眠れない、落ち着かないという症状を解消したいと思った時に、その一例を信じてCBDを取り入れたいと思いました。
今の年齢において最適で最高の状態であるオプティマルヘルスを目指している『スクエアクリニック』ならではのスタイルですね。
大学病院ではないので立派な機材があるわけでもないですし、立地のいい場所で行っているわけでもありません。ただ、今はDXが進んだことで、CTやMRIではなくても検査ができますし、検査内容はアメリカに送れます。
うちで行った検査は、唾液や血液、便など、すべてアメリカに送っています。これは30~40年前だったらできなかったので、時代の流れとともに物流が整っていったことで、町医者でありながらも充実した検査を行うことができます。
そして、うちは決してあきらめません。医者は悪いところを治してくれる治療者ではなくて、あくまでもアドバイザーだと思っています。たとえ、医者である私たちが「グルテンをやめましょう」「CBDを飲んだら落ち着きますよ」といっても、実際にやるのはご本人。ご本人が治療者です。だから、ひとりひとりが治療者から卒業できるように、医者としてやれることはあきらめずにやり続けます。
PROFILE
スクエアクリニック
「ご自分の体質を知っていただく。」「ご自分の体調を知っていただく。」「生活環境、食事、運動を見直す。」「輝かれているご自身をイメージする。」を掲げて、その年齢において最適で最高の状態(オプティマルヘルス)を手に入れるよう医療の提供を目指している。
住所/川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア 東館1階