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心地いい暮らしを送るスペシャリストたち Vol.28 瞑想家・環境活動家 佐々木依里さん

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心地いい暮らしを送るスペシャリストたち Vol.28 瞑想家・環境活動家 佐々木依里さん

心地いい暮らしを送るスペシャリストたち 2025.02.21

瞑想家・環境活動家として活動する佐々木依里さんが、『心地いい暮らしを送るスペシャリスト』に登場。2025年からは、ディレクターとして五感を磨くためのワークショップなどを展開する『5SENCE(ファイブセンス)研究会』をスタート。エリクシノールは『5SENCE研究会』の活動をサポートしています。

どうして『5SENCE研究会』を始めた理由や五感を磨く大切さ、佐々木さんが実践する心地いい習慣についてもお伺いしました。

『5SENCE研究会』はニュートラルな体験ができる場所

-『5SENCE研究会』が誕生したきっかけを教えてください。

5SENCEは、その名の通り五感です。その五感を使って研ぎ澄ませていくことで、自分の感性、感覚、生きる喜び、人生の解像度などが変わっていくと考えています。五感を磨くことは私のライフワークでもあります。

瞑想で例えると、本を読んで知ることもできるけど、実際にしてみると、内側に起こる変化や目から見えるものの変化を感じることがあります。肉体的や感覚的な体験をしてもらいたい、実践できる機会をつくりたいと考えていました。そんななかで、いろんなことが重なって、「これはやるしかない!」というタイミングが2025年でした。

-先日、第1回となる『開運耳ツボセルフマッサージ瞑想会』が開催されましたが、いかがでしたか?

オフラインとオンラインで実践したのですが、オンラインは時間と場所を超えられるし、その人のタイミングで受け取ってもらえるのがいいなと感じました。

そして、オフラインで参加してくださったみなさんは、開始10分前には集まってくれていたくらい熱量が高かったです。キャンドルの灯(ともしび)が広がっていく感じに似ていました。みなさんキャンドルを持っていて、まだ火を灯していないキャンドルには私が灯して、その人たちは持って帰った灯を別の人に灯し始める。その灯が増えていくことで世界が明るくなっていくイメージが膨らんで、大成功の幕開けでした!

愛のエネルギーでシェアしたい

-五感を磨くことはライフワークということですが、いつから始まりましたか?

瞑想会を開くなど、具体的に活動をし始めたのは2017年頃からですが、11歳から勉強は続けています。その頃から、仏教やチベット、瞑想などに関する本を読み始めていて、趣味の範囲で行っていました。実は、その当時も友達に「仏教っていうのがあって……」と、自分が知ってわくわくしたことを話したり、瞑想のポーズを教えたりしていたのですが、世の中に大きなインパクトを与えた宗教に関するニュースを見た時に、「あ、人に言わないほうがいいのかも」と。当時から瞑想もやっていたので、「もしかしたら間違った方向に導いてしまうのかも」という恐れが出てきてからは、人前では封印しました。

-小学生で仏教や瞑想の話は稀な気がしますが、周りの目が気になったというよりは、自分の中で出てきた感情によって封印しようと思ったのですか。

同級生からは茶化されることはありました。でも、とても勉強をしているし、真剣に向き合ってきた自覚も自信も持っていたから、茶化されることはあまり気にならなかったです。だけど、私の中に芽生えた恐れが勝ってきたから封印しようと思いました。

-2017年頃から再び外に向けた活動が始まりますが、なにかきっかけがありましたか?

封印して以降も、ずっと向き合い続けてきたなかで、「愛を持っている。愛のエネルギーで発信ができる」と思った瞬間が訪れました。その時に、初めてインスタグラムのストーリーズで犬と一緒に瞑想をしている姿をポストしたんです。すると、「私もやりたい」「教えて!」と、友達からすごい反響が届きました。私もやりたいと思ったけど、みんなも待っていたよねという感覚だったんです。

『5SENCE研究会』を始める時にも、その感覚がありました。2025年を迎えて、さまざまなセルフケアは機を熟したと思うんです。みんなのリテラシーも上がり始めてきたと思うので、次は体験できる場所だと。私は長年続けてきているけど、シェアする場所がないと思っていました。PR目的ではなく、ビジネスっぽくない、もっとニュートラルに自分の身体や心の声を聞ける場所、五感を研ぎ澄まして聞ける場所……と考えていたことが『5SENCE研究会』につながっています。

半笑いくらいの抜け感がちょうどいい

-ニュートラルな状態はとても重要だと思います。それは、自分を整える、心地いい状態にすることにもつながると思うのですが、佐々木さんが思う心地いい状態を教えてください。

私は半笑いの状態が心地いいと感じます。半笑いの時は、満面の笑みの時よりも力が抜けている感じがありますよね。力の抜け感としては、半笑いくらいがちょうどいい気がしています。現代は、気合を入れる、力が入るシーンはたくさんあるように思うのですが、力を抜くことは意識しないとできないのかなと。

-確かに、自然と力が入っていることはありますよね。抜くためにどんなことが習慣になっていますか?

私は、セルフケア命なんです!半身浴をする、よく寝る、よく食べるというベーシックなことをきちんとしています。

プラスして、腕が張ってきたと思ったら、『エリクシノール CBDバーム チルミント』を塗布してもみほぐすこともありますし、耳に取り入れると視界がクリアになるようなすっきり感があります。大切なのは、楽しくできること、遊び心を持つこと。

歴史家・文化理論家のヨハン・ホイジンガの著作に『ホモ・ルーデンス』があります。ラテン語で遊び人という意味があるタイトルなのですが、“遊びは単なる娯楽ではなく、文化や社会の発展において根本的な役割を果たしている”という内容がまとまっています。遊びやおもしろいことを追求していくことは、私自身も目指すところだし、その先には調和した社会が広がっていると思うんです。

力を抜くということを考えると難しさがあるかもしれないですが、楽しい、おもしろいと感じることを意識していくと、心や思考に余裕が持てて、心地いい状態につながっていくと思います。

PROFILE
佐々木依里さん
瞑想家、環境活動家、モデル/11歳から瞑想と環境活動を始める。2018年より本格的に瞑想やマインドフルネスの指導者として活動を広げ、瞑想会を開催。また環境省森里川海アンバサダーとして環境活動家として活動し、心の平和=地球の平和を目指しで精力的に瞑想配信中。2025年からは五感を磨く『5SENCE研究会』のディレクターを務める。
Instagram @erisasakimeditationjourney